2012年02月13日

ストレステスト意見聴取会の中身

2,8ストレステスト意見聴取会の「傍聴」報告
   ― 何としても再稼働させてはなりません ―
                    さよなら原発みなと 佐藤れい子

2,8ストレステスト意見聴取会の「傍聴」に参加しました。
 本会議は経産省本館の17階 国際会議室で行われ、傍聴は別館1階115号室、別館のゲートも通らせない有様でした。しかも傍聴会場はとても狭く、椅子が所狭しと並べられマスコミと傍聴人で一杯でした。前回1,18の時も不思議に思ったのですが一般傍聴人とは明らかに違う人々が多数を占めていました。
 前回も傍聴者は別室でしたが、その部屋のほとんどがダークスーツの男性で、皆押し黙ってただ座っているように見えました。後で聞くと電力会社関係の人達と経産省のプレートを付けた人達だったようです。
 今回も同様ではなかったかと思います。隣の男性は居眠りしていましたし、前の男性は資料の関係のないページをパラパラとめくっているだけでした。
 そして肝心の傍聴の様子ですが、全体が映された映像のみであたかも静止画面を見ているかのようでした。発言者の判別もつかず、いかにも形式的に傍聴会を開催しましたとのアリバイ作りが見え見えです。

 そんな中、後藤さんと井野さんはそれぞれにこのストレステストの欺瞞を追及されました。
井野さんは「ストレステストは方法論を始め まだ発展途上だ。しかも去年の12月末までに2次評価を出すということになっているのに事業者がやっていない。保安院もそれを催促していない。再稼働を急ぐあまり1次テストのみで評価を得ようとしている」
後藤さんは「事故が起きる条件は無限にある。まだまだ検証しなければならない問題がたくさんある。役所は質問に対してまともに答えていない。その事が福島原発の事故の原因でもある。それがすごく気になる。努力しているからそれでいいと認めてくださいと言い換えている。いかに安全性の議論になっていないかだ。」など明らかに他の委員とは違う突っ込んだ意見を述べられました。

 更に後藤さんは傍聴会のあり方にも言及され「同室で、開かれた傍聴があってこそ信頼が得られる。次回からはルールを決めて同室傍聴にすべきである。」と書面で意見を出し会議でも発言されました。
 委員会終了後、後藤さんと井野さんは傍聴室を訪れ立ったままでの報告会となりました。今日の質問にまだ答えが無いので次回もこの論議は続くという見解だと言うことでしたが、夜のニュースではもう『<大飯原発>保安院審査書、安全評価「妥当」』と流れました。

 保安院は何があろうとも予定通りに進めるだけといった姿勢です。責任なんて頭にありません。その証拠に「最後は政治判断だ。」とか「決定は大臣が行う」「保安院は合格とは言っていない」と最後は逃げ口上です。

 今日は大飯原発の再稼働の事案だけかと思っていたら、議題に四国電力の伊方発電所3号機に関する一次評価についてとあり現にこの件でも論議されました。資料には その他関西電力美浜3号機、高浜1号機、更には九州電力の玄海2号機、川内1・2号機のストレステスト評価結果についての報告も添付されていました。
 再稼働に向けて着々と進行しています。大飯でも美浜でも高浜でも伊方でも玄海でも川内でもどこでもいつでも再稼働できるように準備されています。このままでは再稼働は必至だと思わざるを得ません。1ヶ所再稼働させるともう後はズルズルと広がっていくに違いありません。
何としても再稼働させてはなりません。

 大手マスコミが報道しない被曝の実状をネットで知るたびに涙があふれます。
空も海も空気も大地もそしてミミズも昆虫も鳥もありとあらゆるものが放射能で汚染されました。高い放射線量の地域で、大人の放射能管理区域の基準以上の中で多くの子供たちが居続けさせられています。
 子供のみならず老若男女全ての人が安全な場所での生活が保障されるべきです。福島原発事故の悲劇を決して繰り返してはなりません。
 皆で知恵と力を合わせて再稼働阻止のみならず全原発を『廃炉』にするまで
頑張りましょう。

 傍聴の人数は200人と聞いていた。受付に置かれた傍聴予定者の申込者は数えたら150人程度だった。それも一般傍聴者よりも様々な電力会社などの関係者が圧倒的に多いと見受けられた。予定人数にも達していないのだから申し込みの確認の手間をかけても撥は当たらない。
 傍聴申し込み事務手続きは手を抜きすぎだ。公僕とは何たるかを知らない公
務員が多い事に憤りを覚えた。
 今回、申し込み者へ受け付け確認の連絡もしない経産省の怠慢は上から目線そのものだ。
 「九電の説明会などと同じ構図」がいまだに続いている。大地震が予想される中でも原発の再稼動に向けて突っ走る政府、経産省、東電など懲りない面々。被害者そっちのけで利権に突き進む国家の執拗な執着心が見えてきた。
 受付担当者には「誠実な態度で責任ある仕事をしてください」と話しテントで時間の許すまで座り込みをした。
(たんぽぽ・メルマガより)
posted by 新橋アクション at 10:25| 東京 ☀| Comment(0) | 原発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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