2012年07月21日

722 「内部被爆を徹底糾明する」集会の成功のために

【ちばアクション】さんからの転載です。

 皆さんご存知、肥田先生の講演動画からの貴重なお話です。今の日本で実際に核=放射能被曝をした人々を診てきた唯一のお医者様です。内容はご存知な方もいらっしゃるかと思いますが、少し長いですが分かりやすいですし、改めて今の日本の現状を知る上で参考になるのでは思います。



肥田舜太郎:隠された内部被曝〜シーベルト&ベクレルにだまされるな!

動画



以下文字おこし---------------

ご存知のように3月11日、福島の原発が大きな事故を起こしまして、関東一円に、特に子供さんに初期の被害がずっと起こりました。下痢がまず始まって、それから口内炎、鼻血がそのうちにお子さんに出始める。それからこの変に汗疹のような色んな皮膚の変化が起こる。

お母さんからすると、子供さんに初めてそんなことが起こって非常に心配になる。
特にこのあそこ(福島原発)の被害はチェルノブイリのように原子炉そのものが爆発したんじゃなくて、漏れでてる放射線が空気にのって拡がる。

放射線の被害に二つあるのですが、一つは爆弾の爆発や原子炉の爆発のときのように放射線の粒子、小さな放射線の粒が 勢いよくパーと飛ばされる。これは放射線の粒子がある一定の力をもって飛んでくる。こういうのを外から受けるのが外部被曝。
チョロチョロ漏れ出る。自然に外に漏れ出たのが風にのって飛んでくる。それを吸い込んだり
水にとけたものを飲んだり、あるいは野菜や食べ物についたものを食べる。つまり放射線の粒子が口や鼻を通じて体内に入る。体内で放射線が核分裂を起こして身体の中から長い時間をかけて放射線がカラダを壊すというのが内部被曝。

今度、福島県で起こったのは全部内部被曝。もちろん水素爆発したときなんかに建物の中にいてじかに圧力のある放射線を受けたのはこれは別です。
だけど一般の住民であそこの外で被曝をしたたくさんの人は内部被曝。

日本人が世界で大量に放射線被曝を受けたのは66年前のヒロシマ・ナガサキの原子爆弾。
この時はものすごい強い力の外部被曝。頭の上から猛烈な(放射線を)浴びせられて、その放射線の影響で頭の毛の、皆さん毛を一本引っこ抜いてみると「プツ」っと抜けますけども、痛いでしょ?根元を触ってみると白い?があります。
これはつまり毛穴の中の骨の上にあるやわらかい組織がくっついてる。そのくっついている根元の毛根の細胞のひとつが分裂してこのように毛がドンドン伸びる。頭の毛というのは命の中で一番命の強い、勢いの良い細胞なんです。

そういうところが先に放射線でやられるんです。

ですから強いのは頭の上からやられてすべての毛の根元の毛根細胞が瞬間に死んじゃう。そのために毛は毛穴に突っ立ってるだけで根元は離れてるんです。
知らないからこうやりますよね(頭の髪の毛を前から後ろに撫でる)全部毛がスっととれちゃう。だからヒロシマ・ナガサキでは脱毛があった、毛が抜けたと本に書いてある。あれは脱毛じゃなくて(毛が)とれるんですね。

そういう経験をヒロシマ・ナガサキでして、いわゆる内部被曝っていうのをしこたま味わって、そのために死んだ人もたくさんいるわけです。ところが66年間、ヒロシマ・ナガサキで原爆で浴びた教訓の中で、内部被曝で人間が被害を受けた記録。というのは消されてしまった。

誰が消したかっていうと、アメリカが日本を占領したときに自分の使った爆弾が瞬間的に人を殺しただけじゃなくて、何年にも渡って殺し続けるんだと、そういう爆弾だったんだということを知られると困るんです。

それでそういう被害が無い。内部被曝なんて言うのは仮に放射線が中に入っても、それは量が非常に少ないから人体には害は与えません。ということを世界に向けて宣言をした。日本政府もその影響を受けて「無い」ことにしちゃったんです。

だから内部被曝の患者は政府から棄てられたんです。だから全くの何の政府からの庇護も与えられないで、最初は飢え死にしました。飢え死にして、だんだん放射線の被害が出て治療法ももちろん無いし、お医者さんも何にも教えられてないから。「そういうものは無い」と思ってる。それで66年間続いてきたんで、結局日本で「内部被曝は恐ろしい」ということを言ったり書いたりしてきたのは、私一人になっちゃった。

ですから、今度こういうことが起こりますと、ジャーナリスト、新聞社とかテレビの記者とか週刊誌の記者、みんな色々調べて内部被曝のことを知っているのは肥田さんだけだと、だからすごく聞きにきましたよ。今まで64社来ました。あらゆる週刊誌も正しいことはよーくわかるんだけどね、特に「アメリカが禁止したから、日本は政府も医者も国民もまったく内部被曝の恐ろしさを知らなかったんだ」ということを言っても書いてない。

「アメリカ」と書くと具合が悪い。たった一つ岩波書店の「世界」という雑誌があります。これだけが正しいことを書いています。そんな風に今でも日本政府はアメリカ、日本政府だけじゃなくて大企業も新聞も商売に差し支えるのでアメリカのことは書かない。悪いことは・・。
そういう歴史があって残念だけどこういう話を皆さんに出来るのは私だけになってしまった。

テレビでたくさん専門家と称する方がお話をしました。みんな「心配ない、心配ない」ということをしゃべっていますね。あの人たちは放射線を作る側の学問の専門家なんです。自分の作った放射線を原発の会社が使って電気を起こして、外にも漏れると。
漏れた場合に人間にどういう害を与えるかって何も知らないんです。全く知らない。だからすぐには心配はありません。(と言っている。)すぐ死ぬような放射線はどこにもない。

何年か経つと(症状が)出てきて、みんなじゃありませんけどもやられた人の何割か、何%かは必ず死ぬと、殺される。それは世界中の統計を取っても、チェルノブイリもそう、アメリカの事故でもそう。世界中、今でもヒロシマ・ナガサキの被爆者は今、21万人生き残ってます。その中で70、80という年齢の人もたくさんいます。90代はあんまり多くないですね。

私が一緒に仕事をした医者はもう全部死んでいません。もう年齢的に死んでいるんです。w
私はもう94歳ですけども、みんな死んじゃって一人になってしまったんですが・・w
そういう意味で、私は一番、福島の人たちの将来を心配するのは、一人も病人も出ない。まったくこれから何にもなければこんな幸せなことはない。

だけども広島で使われた原爆は「ウラニウム」という放射線。長崎は「プルトニウム」という放射線。これは似たようなものですが、多少性質が違っていてプルトニウムのほうがちょと被害の度合いが大きいんですね。だけどヒロシマ・ナガサキの被曝者がどっちも同じように体が悪くなって殺されましたから。症状もみんな同じです。

そのプルトニウムとウラニウムをご丁寧に両方を混ぜて、ひとつにして、それを燃やして電気を起こしているのが福島原発なんです。そうするとその被害を受けた子供さんの親御さんも全部、ヒロシマとナガサキの人が受けた放射線と同じ害を受けたんです。そうするとこっちの人には何にも害は出なくて、ヒロシマ・ナガサキのほうだけに出るということは普通に考えてありえない。

だから必ずこっち(福島)のほうの人にも似たようなことが起こっても不思議じゃないと思うほうが当たり前なんです。そういう意味で私は心配している。ところが政府やT電にしても関係する大切な人たちが、そういう事態が起こるかもしれないという心配して準備をぜんぜんしていない。それが怖いんです。

今、開業したり、大学で教えてるお医者さんたちは、誰一人放射線の影響で人間がどういう風になるかというのを全く教えられていません。大学の内科の教科書にも、レントゲンの教科書にもヒロシマとナガサキの被害の影響で人間がこういう風になりましたということはひとことも書いてないんです。

これはアメリカから禁止されてるんです。なぜ禁止したかというと、放射線が人間に与える害について、現実に被害を受けた人の症状や苦しみにしても、全部アメリカの軍事機密。軍隊の機密なんです。原爆と言う絶対の秘密の兵器の大事な部分。これはだから被害を受けた人間もそのことを仮に親兄弟に対してもひとこともしゃべってもいけない。

それを書き残す、あるいは写真や絵で遺す。いっさい厳禁とされた。これに違反したものは「重罪」に処す。軍隊持ってきた占領した親方が「重罪に処す」っていうんだから、おっかないですよね。だからみんな黙っちゃう。
もう一つは日本に医者や医学者がたくさんいると、そういう人たちは被害者から診察を頼まれれば「義務」だから当然診察して欲しいと。ただしその結果について、複数の医者で検討したり研究したり、論文を書いたり、学会に報告したり、そういうことをしてはいっさいいけない。やったものは重罪に処する。と言われたから日本の大学の教授も、実際に被爆者を診たヒロシマ・ナガサキのお医者さんでもみんな黙っちゃった。書いたものは自分なりにあっても絶対発表しない。

そのためにあれだけたくさんの日本人が放射線の被害を世界で始めてたくさん受けた。この経験は世界中の医者がみんな知りたい訳です。ところが、私が例えばドイツ、イタリア、フランスへ行って被曝体験をしゃべりますね。僕の経験だけはしゃべれる。しかし「政府は調査をしてこういう報告が出来てます。」というのが「無い」んです日本には。

向こうの大学の先生でもお医者さんでも、ドクターの話しはよく解ったと、『よくそんな恐ろしい経験に耐えてきましたね。だけど私たちは日本の政府がどういう総括をしてまとめているか、それが聞きたい。ドクター、その資料は持ってきてくれましたか?』と言うけれど、そういうものは日本にはありません。日本政府は占領国から禁止されてそういうものは作ることが出来なかった。

(相手が)「ええ〜?」ってビックリするんです。
アメリカっていうのは、そんな酷い国か!?って、戦争は終わってるんです。そして自分の????がいっぱいいる。
それが助かりたいからお医者さんに頼ると、お医者さんもそれは助けたいから、実は勉強をしたいんです。なのに「勉強しちゃいかん!」と、そんなことがあっていいのか!?っていうのが当時の状態です。

それが7年間続いたんですね。だから7年経つと、お医者さんもみんな原発なんていうのは??どうでもいい、患者はわずかですからね。たとえばここら辺にも被爆者はいますよ。こっから兵隊に行って被曝された方がね、でもそういう人は町の先生にいくと、先生はアメリカから睨まれるから出来るだけ長く付き合わない。
そのためにヒロシマとナガサキに残った被爆者はまぁまぁなんとか大学の先生なんかに診て貰えた。でも地方へ帰った方は殆どお医者さんに診て貰ってない。それが今までの歴史なんです。


会場の質問者
「先生にお聞きしたいんですけども、解らないところがありまして、実はビキニ水爆実験で被曝を受けた第五福竜丸の大石又七さんという方の本を読んでますと、その中で保証交渉なんかのところで日本政府が魚の廃棄基準で100カウントという風に行っているんですけども、アメリカのほうでは500カウントにしたいという風にいって、アメリカの500カウントっていうのを認めていくわけですね。カウントというのとベクレルというものの関連と。

当時は昭和29年の話ですけれども、呼び方が変わってきたのかどうか?わかりませんが、今は「ベクレル」という風に言うのが外からの被曝の関係ですね。内部被曝になると500ミリシーベルトと言って、例えば日本の場合500ミリシーベルトが摂取する上限という風に言われていますけれども、ロシア、ウクライナなんかの摂取制限基準はもっと低いわけですね。

その500カウントと、カウントがミリシーベルトのほうまで、ずっと横滑りで使われているのかどうか?100カウントといったときは、日本の政府は日本の政府なりに要求する基準があって言ったのだと思うんですけれども、その辺がわかりましたらお聞きしたいのです。」


肥田先生
「福竜丸のあのビキニの事件。日本では福竜丸だけが被曝したように扱われてますけれども、七百何十杯という日本の船が同じように全部被曝したんです。アメリカも日本政府も他の船のことは全部隠しちゃってる。そして船主にアメリカがたくさんのお金を全部くれて労働者は全部その日、首を切って、みんな全国へ帰っちゃった。
その労働者たちがその後どういう風になったかということを調べた。日教組の学校の先生とか、あるいは??の医者とかいくつかのグループが、小さな力で集めたんですが。
帰っていった、つまり首切られた搭乗者はだいたい19歳から20歳ぐらいだったんですね。

その中で調べきったのが、全部はもちろん調べてませんが、数百人について追跡調査をしたら六十何パーセントが30歳前に癌で死んでいるという記録があるんです。もちろんこんなものは政府は認めないし、公表もしません。

福竜丸のときの政府の発表は、全部ウソだと思ってください。
あれの指揮をとった「クマドリ」という東大の先生。これは福竜丸の患者を全部健康管理して、あの死んだ機関長さんの最期まで診た責任者です。これくらいの、悪いけど「嘘つき」はいません。
アメリカにべったり協力をして、日本の中ではどんどん出世をした、偉い人ですから、日本では放射線の最高の学者ということになってる。でも私はその裏を知っているから、あの人は、もし私が日本の総理大臣になって政府を握ったら、あの人は真っ先に死刑にしてもちっとも恥ずかしくない人だと思っています。

つまり人間の命よりも政府の立場、アメリカの立場の方が大事だと、そういうことで仕事をする人は、どんなに頭が切れようと、腕が立とうと、生きてちゃ困るんですよ。こういう人は。

名も無い小さな船に乗って太平洋で真面目にマグロを捕ってた、福竜丸以外の船員は知らないところで、若いうちに癌で殺されていったんです。それは国民にも知らされていない。

名前の通ってる大石さんみたいな人は、人気スターみたいに呼ばれて方々で話をする。話をすることは大事なことだし大石さんには出来るだけ長生きしてやってもらいたい。でも大石さん以外に死んでしまった人を、どうやって救ったらいいのか?

だから、私は今のご質問でいかに日本人がくだらないところで騙されているか。何ミリシーベルトとか何ベクレルとか何べん聞いたってみんなわからないじゃないですか?

1ベクレルが100シーベルトだと聞いたって、そんなもの頭の中でいちいち計算できるわけがない。いっぱいあるんです、あの単位は。時間が経つと変わってくるんだから。前はこれを使っていたけれど今日からはこれを使います。専門家はいいけど、我々はぜんぜんわかんないです。
それよりも大事なことは、内部被曝には、ここから下だったら安全だという数値は無い、ゼロ以外には無いんだということです。1ミリシーベルトが0.5ミリシーベルトでも長い間、誰かがそれを吸い続けたらどっかでダメになる可能性もある。医学はそれを否定していない。それだけは覚えておいてください。

何ミリシーベルト以下だから今の放射線、いくら吸ってても心配ないという専門家がいたら、「ああこの人は何にも知らない人だなと思ってください」

今世界中の学者が、だいたい私が今言った方向で「アメリカの言うことは間違いだった。」というところへだいたい一致してきてます。そのトップに立っているのが英国。英国の学会は今までアメリカとピッタリだった。それがもう2年前から別れちゃって、「自分たちは今までアメリカに協力したけど、アメリカの言うことには、ついていけない。間違いがいっぱいある。」
ウソとは言わないね。間違いがいっぱいある。

自分たちは正しい数字にしたがってやる。と分かれてしまった。だからもうそんな長くないうちに医学ももっと進歩して治療法の始まりぐらいが捕まるかもしれないと思ってます。だから長生きすれば、あるいは少々被曝しても注射と薬で治る世の中がくるかもしれない。アテにはなんないけどねいつだか・・w 
だけども希望は、そういう方向で勉強する若い学者がアメリカに遠慮しないで、そういう学者が今日本にいっぱい出てきてる。頼もしいですよ。
「首になっても俺は止めない」と言う、若いしっかりした日本人の医者が出てます。だからもう一息なんだよね。

そう思って、今のご質問よくわかりますけども、そういうことにあんまり惑わされて、それが解らないと全貌が解らないという風に思い間違いをしないように。何もそんなこと解らなくても、(放射性物質が)中に入るのは危険。それだけ覚えておけばいいんです。いいですか?

質問者「はい。」


---------------文字おこしここまで。
※転載引用OKなので、ご自由にどうぞ。
タグ:集会
posted by 新橋アクション at 09:03| 東京 ☁| Comment(0) | 集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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