2012年10月17日

たんぽぽメルマガを転載しました

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┗■1.今、福島第一原発で何が起きているのか−
 |  鉄骨を落下させた、労働者の賃金を切り下げた、
 |  海へ汚染水を放出している
 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

○ 3号機使用済燃料プールに瓦礫の鉄骨を落下させ、10日に規制庁により作
業再開が「許可」されたそうだ。一体どうなっているのだろう。
 フライデーによると、この鉄骨は半分プールに落ちかけていたのを、遠隔操作
のクレーンで持ち上げようとして、つかみ損ねて落下させたという。そのクレー
ンは驚いたことに500メートル離れた場所から鹿島建設のオペレータによりモ
ニター画面を通じて遠隔操作されていた。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33715
「鉄骨落下 福島第一原発 3号機のクレーンは500m先から遠隔操作!」
 玉掛けを鹿島建設は知らないのだろうか。
 クレーンなどで鉄骨などを持ち上げる際には、バランスを崩して落下させない
ようにケーブルで固定することになっている。玉掛けというのだが、専門技術で
ある。
 このようなことをしないとバランスを崩して落下するのは当たり前だ。激しく
変形し、形状も一定ではない。水に入っている部分がどのような状態かもはっき
りしない。そのうえ、がれきが落ちかけているのは使用済燃料プールだ。
 作業現場に緊張感が欠け始めていると危惧するのは杞憂か。
○ 聞けば、昨年末の野田佳彦首相による収束宣言以来、現場労働者の賃金や勤
務条件は悪化の一途を辿っているという。
 例えば、収束宣言前月額22万円が収束宣言後に20万円、さらにその一ヶ月
後に18万円などと引き下げられているのだそうだ。「収束したのだから危険地
帯ではないから危険手当をカットする」原発労働者でなくても耳を疑う驚くべき
現実。そうか、無理矢理の収束宣言にはそんな理由があったのかと、空恐ろしく
なる。
 もちろん労働者の賃金が下がれば、東電の負担すべき費用が減るというわけだ。
誰のための収束宣言だったのか。
○ 収束宣言後に発表されなくなったのは「環境への放射能放出量」だ。
 8月27日に東電が発表した「原子炉建屋からの追加的放出量の評価結果」で
は、毎時1000万ベクレルとし、敷地境界で0.02ミリシーベルト/年であ
るとされた。
 ところがこのデータには希ガスが含まれず、評価されていない。本当の放出量
はこれよりも多いと考えられるが、要は「詳細不明」だ。
 海中に出ている量については、測定すらされていない。
 海底に地下水と共に出ている放射能は、相当の量になるだろうと想像はできる。
 8月30日に東電が公表した海底土の放射能量のデータを見ると、1号機に最
も近い測定点は海底0センチから10センチで73,000ベクレル/kgに対
して10〜20センチ地点で19,500ベクレル/kg、20〜30センチで
63,000ベクレル/kgと、深い場所が海底とほとんどかわらないほど極め
て高い。
 同様の地点が3号機取水口沖で、20〜30センチで320,000ベクレル
/kgと、とてつもなく高いのに海底0センチでは180,000ベクレル/k
gと低くなっている。(数値はセシウム134と137の合計)
 これは海底からセシウムが湧き上がっているとしか考えられない。他の地点は
全て海底が最も高く30センチ下はほとんど測定限界以下か極めて低い。
 海底から湧出していると見るほかない。これを止めるには止水壁を入れる方法
が考えられるが、東電は1000億円かかるとして、工事に着手すらしていない。
 海への汚染拡大は始まっている。すぐに止める取り組みが必要だ。
            (出典:10/14脱原発東電株主運動ニュース−221号)


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┗■2.「さよなら原発北海道集会」−1万2千人の結集
 |  泊原発を廃炉に!
 |  大間原発の建設やめよ!
 └──── 小林善樹(Shut泊)

 10月13日13時,札幌市大通り西八丁目公園で「さよなら原発北海道1万人集会」
が開催された。北海道平和フォーラムや安保破棄道実行委員会などでつくる実行
委員会の主催。目標を越えて1万2千人の大集会となった。
 南は,建設中の大間原発の対岸の函館市から,北は核廃棄物の深地層処分研究
施設を抱える幌延からと。
 集会はアフリカン・ドラムの演奏に始まり,「泊原発の廃炉を目指す会」共同
代表の小野有五北大名誉教授,西尾正道北海道がんセンター院長のスピーチの後,
上田文雄札幌市長の連帯の挨拶,作家・活動家の雨宮カリンさんと司会者伊藤友
香さんのトーク,脚本家・劇作家・演出家の倉本聡さんのスピーチがあった。倉
本さんは,私たちはいま,岐路に立っている。一方は原発のない暮らしに行く道
で,もう一つは原発のある暮らしにつながる道だ。近いうちにおこなわれる選挙
でどちらを選ぶのか,が問われている,というような趣旨の話をされた。
 その後,泊原発の隣町岩内町の原発問題後志住民の会の大石美雪さん,函館の
大間原発訴訟の会副代表の中森司さん,幌延の核廃棄物施設誘致に反対する道北
連絡協議会の久世薫嗣さんら3人から,それぞれの地域からのアピールがなされ
た。それから,集会アピールが採択された。
 集会終了後,二手に分かれて,アフリカンドラムの太鼓に送られて市内のデモ
行進に出発した。2kmほど行進して解散した。


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┗■4.新聞・雑誌から2つ
 | ◆大間原発建設 「再開凍結を」 函館市長ら要請
 | ◆東電柏崎刈羽原発 運転再開 反対51%

◆大間原発建設 「再開凍結を」 函館市長ら要請

 Jパワー(電源開発)大間原発の建設再開について、対岸にある函館市の工藤寿
樹市長ら北海道南部の首長らが15日、首相官邸や経済産業省、Jパワーなどを訪
れ、「建設の無期限凍結」を求める要請書を出した。
 経産省では本多平直政務官に会い、工藤市長は「大間原発の必要性の説明や、
原発事故の究明がなされていない。既存の原発の再稼働もままならないなかで、
建設を再開するのは理解できない」などと批判した。
 工藤市長は建設差し止めを求めて提訴も辞さない姿勢を示しているが、15日は
記者団に「国の対応について様子を見たい」と話した。
                 (2012/10/16朝日新聞より抜粋)


◆東電柏崎刈羽原発 運転再開 反対51% 本社・新潟県民調査

 朝日新聞社が13、14の両日、新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発について県民
対象の電話世論調査を行ったところ、全7基が停止中の同原発の運転再開に51%
が反対し、賛成は27%にとどまった。東電は来年度からの運転再開を前提に事業
計画をまとめているが、再開に対する県民の拒否感が浮き彫りになった。
 男性が再開賛成36%、反対47%、女性は賛成18%、反対54%。支持政党別では
自民支持層で賛成41%、反対39%と拮抗している。(中略)
 有効回答943人、回答率67%だった。(2012/10/16朝日新聞より抜粋)
posted by 新橋アクション at 22:40| 東京 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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